京都・羅城門の法衣・佛具(仏具)専門店

木崎勉法衣仏具店

木魚の修復

投稿日: 2021年1月12日

木魚の修復相談を受け、拝見すると塗が劣化し木地と剥離してひび割れを起こしていました。

木魚に記されている文字を確認すると、昭和40年代に修復されているようでした。このままだと割れが広がっていくだけなので、修復させて頂くことになりました。

まず塗を摺剝がして生地の傷んでいる箇所を修復し、その後強度を増すため布きせ下地塗りから中塗りそして上塗りと丁寧に作業を重ねました。最後に本金箔を押し直し以前の綺麗な姿を取り戻しました。

木魚修復(木魚修復前)
木魚修復(修復前)
木魚修復(修復中)
木魚修復(修復後)